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コロナで大丈夫?パチンコ屋はなぜこんなにやり玉に?

コロナウイルス ニュース

コロナウイルスの影響で、日本経済への打撃が懸念されています。

その中でも、日本の娯楽産業にも大きな影響を及ぼしています。

日本全国に、1万店弱のお店があると言われているパチンコ屋、日本人にとって一番身近な娯楽と言っても過言ではありません。

そんなパチンコ屋さんが、このコロナの大騒動に飲み込まれようとしています。

急にやり玉に上げられてしまったパチンコ業界、大丈夫なのか心配になってしまいます。

日本の娯楽産業を支えてきたパチンコ業界、なぜこんなにやり玉に上がってしまったのか探っていきたいと思います。

コロナによるパチンコ屋へのダメージ


不思議に感じていたことがある。
3月ごろ、コロナウイルスの感染拡大が広がりつつある中、パチンコ屋は普通に営業されていた
人が密集する典型的な場所であるパチンコ屋、何事もなく営業していて、誰も何も言わない。
なにかの力によって触れられないのか、勘ぐっていました。

ところが、緊急事態宣言が4月7日に発令されてから、事態は一転しました。
大手パチンコチェーン店が次々と営業自粛を発表し、5月6日まで休業に踏み切りました。

さらに、4月16日には、緊急事態宣言は全国が対象となり、地域の越境にも自粛が求められました。

このことが大きな引き金となります。
地域のパチンコ屋が営業していない住民が、他の地域のパチンコ屋に殺到してしまうという事態になりました。

地方自治体からの自粛要請


そして、ついに始まったのが、都道府県や地方自治体からの営業自粛要請です。
あくまでも、自粛要請ですから、パチンコ屋としては、その要請に従うかどうかは、任意です。

大手、準大手のパチンコ屋は、その要請に従うところがほとんどでしたが、小規模、個人経営の一部がそのまま営業を続けていました。

ゴールデンウィークを前に、パチンコ屋に対しての営業自粛の要請が厳しくなっていきました。

パチンコ屋が完全にやり玉に上げられている状態になりました。
ニュースにもなりましたが、地方自治体の休業要請に従わないパチンコ屋は、店名を公表するという強硬策に出ました。

裾野が広いパチンコ業界


パチンコ屋が休業するということは、多くの方面に影響が出ます。

パチンコ業界は、言わずとしれた裾野の広い業界でもあるのです。
パチンコメーカーから、その台を生産する下請け業者、店舗の維持管理をする業者、などなど、パチンコ業界に関わる人は相当数います。

パチンコ屋の営業が止まるということは、その店舗の人の仕事が止まるだけでなく、その裾野産業もすべて止まることを意味します。

パチンコ屋を営業しないというだけの問題ではないのです。
そこに関わる人々への補助や保証も考えていかなければ、業界自体が疲弊していってしまいます。

パチンコ屋がやり玉に上がるわけ


パチンコ屋が、なぜこんなにもやり玉に上げられてしまうのか。

どうしても、人が密になってしまうのは避けられないというのが一番の理由でしょう。
ただ、隣同士でパチンコを遊戯していても、会話をするわけでもなく、接触もないことが大半です。
更に最近では、台を仕切るように透明のアクリル板が設置してあるホールが増えてきています。

マスクを着用していなければ入場できないとか、消毒の徹底、空気の循環などのコロナ対策に力を入れている店舗がほとんどです。

それでも、やり玉に上がるのは、やはりイメージが悪いからかもしれません。
パチンコをたしなむ人も多いのですが、その反面、毛嫌いしている人も多くいるのが事実です。
ここぞとばかりに、毛嫌いしている人たちが、パチンコに対してイチャモンを付けてしまうのかもしれません。

ついにパチンコ屋に休業指示が


風当たりが厳しくなってきたパチンコ業界。
大阪府が休業要請に従わないパチンコ店の公表に踏み切りました。

それでも、従わずに営業を続けていた店舗に、お客が殺到してしまったという皮肉な結果となりました。
そのため、店員やお客の安全が保証できないとして、やむなく営業をやめた店舗も出てきました。
結局、大阪府では、府内の全店舗が営業を自粛することとなりました。

しかし、それでも、地域によっては従わずに営業を続けているパチンコ屋もありました。
兵庫県では、ついに従わないパチンコ屋に、休業指示を出す事態になってしまいました。

そして、ゴールデンウィーク中にも千葉県では休業要請に従わず、営業を続けていたパチンコ屋に対して、厳しい処置である休業指示を出したということです。

営業しているパチンコ屋に人が殺到


多くの人が、このゴールデンウィーク中は、外出を自粛しています。

そんなさなか、営業しているパチンコ屋にお客が殺到しているようです。
営業する方もする方ですが、パチンコを打ちに行くお客さんにも問題があるでしょう。

誰だってゴールデンウィークは、お出かけしたいと言うのが本音ではありますが、それでもコロナウイルスの感染拡大を防ぐために我慢しています。

それを横目に、パチンコ屋に出かけていく人の気がしれないというのが、パチンコをしない人の思いでしょう。
自分が感染するだけでなく、他の人にもうつしてしまうという可能性があると知っていても、そのような行動をとることは考えられないでしょう。

どうしても、イメージが悪いということで、やり玉に上がるわけで、多くの人から批判されることは、納得されるという部分もあるかもしれません。

パチンコ屋も存続に必死


近年、パチンコ産業は規模が急速に縮小してきています。

店舗数も1万店を割り込んでしまい、パチンコ人口の減少に歯止めがかかりません

最近では、パチンコホール内での禁煙化が義務付けられたことによる、客離れが心配されています。
パチンコをされる方にはタバコを吸われる方が多い印象です。

多くのパチンコ屋さんが、ホール内に喫煙所を作るために改装工事をおこなったと聞きます。

果たして、今まで通りお客さんが来てくれるか気になるところです。

そんな心配事に、さらに追い打ちをかけるように、コロナウイルスの感染拡大の影響まで出てきました。

疲弊するパチンコ業界!存続の危機!


パチンコ人口の減少の一つに挙げられているのが、パチンコ・パチスロ台の規制です。
パチンコ依存症対策として、パチンコ・パチスロ台の射幸性を厳しくし取り締まることにより、出玉規制がなされました。

その規制により、著しく遊技台の博打性が抑え込まれてしまいました。
そのため、打ち手としては面白みが欠けてしまうということが、客離れの一因の一つではないかと言われています。

パチンコ屋にとっては、存続の危機的状況であることは間違いありません。
大手や準大手のパチンコ屋であれば、なんとか持ちこたえることができても、小規模、個人店などにとっては死活問題です。

店を休業するということは、すなわち存続の危機になりかねない事態になりかねません。
わずかばかりの補助金では、いつまで持つかわからないわけです。

休業要請を無視してまでも営業を続けるということにも、意味があることを理解してあげてほしいところです。
パチンコ屋が倒産して、路頭に迷う人がいるということもあり得るのです。

パチンコ屋ばかり、非難するのは少し違和感を感じざるを得ません。

パチンコ屋はなぜやり玉に上がるのかのまとめ


パチンコ屋がイメージが悪いのは、昔からと言えばそれまでですが、日本にとっての大事な産業の一つでもあるのです。

パチンコ関連での労働人口は20万人とも30万人とも言われているぐらい、大きな産業です。

そして、パチンコ・パチスロの遊技人口も1000万人ほどいると言われています。
全盛期に比べると3分の1ほどになってしまったようですが。

多くの人の喜びや楽しみの娯楽を提供していることには、間違いがないと言えるでしょう。


ですが、今このときは、コロナウイルスの感染拡大が深刻となっています。
人が多く集まる場所であり、不要不急の嗜みであるパチンコは控えるべきであることは、誰にでもわかることでしょう。

皆が自宅で自粛している中、パチンコを営業するということは、どうしてもやり玉に上げられても仕方がないと言えるでしょう。

パチンコ好きの人々も、店が休業していては遊びに行きたくても行けません。
そういう観点から言えば、自主的にパチンコ屋さんが休業するべきではあると思います。

ただ、余裕のないパチンコ屋さんにとっては死活問題でもあります。
そのあたりのバックアップも、国なり地方自治体がしっかりと対応して行くことを願いたいですね。

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